目標品質の設定
目標品質を設定し、製作要領書・溶接基準に基づき、全員で製作上のポイントの周知徹底を図り、結果を再確認し品質の向上に努めています。
従業員の技術・知識の向上
技術革新や規格改定に対応するため、技術講習会への参加や資格取得に努め、社内勉強会を通して知識・技術のレベルアップに努めています。
安全作業
定期的な安全作業のチェックの実施、設備改善による安全な作業姿勢の確保、保護具の完全着用、整理整頓等により安全作業を実施しています。
新技術の導入
設計部門では、鉄骨専用のREAL4 3DCADを導入することで、各部材の干渉シュミレーション、細部の納まりを設計図の段階で確認出来ており、後の工程が効率化されています。また、組立部門では最新の大型溶接ロボットを導入し、作業時間の短縮・省人化・作業精度向上にもつながっています。
製作から建方まで
書類作成
物件に応じ書類を作成します。（工場製作要領書・施工計画書・労務安全書類の作成）
製作品質の周知
工事物件ごとの概要に沿って、全員で製作上のポイントの周知徹底をし、製作に取り掛ります。
施工図作成
設計図書に基づき各部の工作図を作成し、監理者及び監督員の承諾を受けます。
承諾図より、製作用の施工図・現寸図の作成をします。
弊社ではREAL4 CAD（鉄骨専用3DCAD）を使うことで、効率的な製作を行っています。
現寸作業
施工図作成後、承認を受けた図面を基に材料を発注します。
材料入荷
材料が入荷したら、材料受入検査を行い、材質・寸法の確認をします。
検査後は識別表示（塗色線表示または色文字表示）などで材料管理を徹底します。
一次加工
孔あけ、切断、開先加工のフローのもと、一次加工をします。
それぞれ次の工程を考え、孔周辺のバリや、切断面の凹凸やまくれ等がない様に加工をします。
組立て
工作図、指示書を十分に確認の上、組立て溶接をします。
鉄骨詳細図に基づき、1㎜以内の製作施工誤差で製作をすすめます。
溶接
定められた溶接基準に基づき、有資格者により溶接作業を行います。
完全熔け込み溶接部は溶接ロボットを用いるなど、作業精度の安定と向上に努めています。
社内検査
社内有資格者により寸法検査、溶接外観検査、超音波検査をします。
受入検査
社内検査後、施工者による受入検査を受けます。
下塗り
受入検査合格後、下塗りをします。
塗装後は膜厚計を使い、塗装むら、皮膜の薄いものがないか検査をします。
出荷
塗装完了した鉄骨を現場へ出荷します。
建方
現場責任者と、信頼のある各工事業者との協力で、安全第一で質の高い工事を行います。
